●コネクションを構築しやすい機能だけでなく、自分の市場価値が確認できるビジネス・ランキング機能も搭載されている。
1、つながりたい人との関係がひと目でわかる
リアルの世界では、コネクションを築きたいときに、あまりに非効率。これなら、 誰にあたれば、誰に会えるか、ひと目でわかる。
2、適した人物を紹介してくれる
業種・職種や出身大学、動務している会社などカテゴリー別に、自分と近い立場の会員を白動的に選別し紹介してくれるシステムを採用している。
3、信頼できる人物かどうか確認できる
ユーザーはニックネームと本名の両方を登録する。限られた層の会員のみが集まるSNSであるため、本入確認の精度は高い。プロフィールには出身校や業種など、細かく書き込むことができ、レイス側が名前と企業名を確認したら、本人認証のマークを付ける。SNSにありがちな「成りずまし」を防いでいる。

●スカウトの市場は日本で は70〜80億円規模。「まだまだ 認知されていない」と『35歳ま でに年収2000万円になる』の著 者,伊東修氏は言う。 伊東氏は経営ソリューション 企業,レイス株式会社のスカウ ト推進部で,経営幹部を求める クライアントに優秀な人材をマ ッチングして紹介する「スカウ ト」事業を手掛けている。伊東 氏自身も05年5月,スカウトに よって同社に移籍した。「前の 会社にいた頃に,当社の代表に 「一緒にやらないか?』と声を かけていただきました。自分の 歩いてきた道と,これから歩き たい道,「今後どうなっていき たいの?』から始まって,白分 の市場における価値など,深く 話をしました。社長の考え方や 白分の可能性について知り,心 が揺れ,躍った。そして,すん なりと即決する形で,『お世話 になります。ぜひ,やらせてく ださい』と参ったわけです」 (伊東氏。以下同じ)

●揺れるエリート
若手は自分の居場所を探している。
●本誌は見た1
「狙われる」若手
2月2日金曜日の夜7時。束京駅に ほど近い外資系ホテルのラウンジ。こ こに、仕立ての良いスーツに高級腕時 誹をはめた1人の男が現れた。 青木祐二(仮名、32歳、上の写真の 右側)。大手コンサルティング会社の コンサルタントだ。こちらも若い男が 丁重な物腰で青木を迎える。ピアノの 調べの中、ラウンジの片隅に座った2 人は静かな口調で話を始めた。 「青木さんにぜひご紹介差し上げた い先方の会社はですね…」

●会社案内で獲物を発掘
紹介先は優秀な人材を渇望する中 堅・中小企業。人材の供給源は、転職 など考える暇もなく、大手企業で日々 主要な戦力として活躍する若手に限定 している。ただし、「優秀な人材に当 たる確率が低い」という理由で、若手 からの登録は受け付けていない。つま り転職したい人ではなく、転職させた い人を相手にするのだ。

●本誌は見た2
「気づく」若手
2月4日、日曜日の昼。東京・赤坂 のホテルにスカウト推進部副部長の伊 東修(29歳、写真上の右側)の姿があっ た。20代で都心にマンションを購入 した辣腕の伊菓。管理業務が増えた今 でも、ここぞという時は現場に出る。 今回も顧客企業への紹介ではなく、レ イス白体に引き抜きたい若者に会うた めに、休日を押して出てきた。

●「日本経済株式会社」の人事部
「社内の人事異動は絶対にすべき。 抜かれる部署からすれば取られたとな るけれど、人事異動で会社全体が強く なれば、その部署にも跳ね返る。これ はマクロでも言えること。その人が、 生き生きと活躍できる会社への配置転 換をお手伝いしているだけです」 つまり、レイスは「日本経済株式会 社」の人事部であり、スカウトをする 伊東らは人事部員というわけだ。

●本誌は見た3
「つながりたい」若手
2月5日月曜日の午後7時すぎ。東 京・新橋の居酒屋に10人余りのグル ープ。「久しぶり」と声を交わす顔見知 りもいれば、乾杯と同時に名刺を交換 する者もいる。 共通点は、富士通の本社とグループ 会社の社員であること、そしてグルー プ社員だけが利用できる社内SNS(ソ ーシャル・ネットワーキング・サービ ス)のユーザーという2点。

■ 日本初、インターネット上で「企業×顧問」のマッチングを実現する『顧問名鑑』 『顧問名鑑』では、東証一部、二部上場企業をはじめとする役員、部長OBを対象として顧問候補者を募り、経歴や経験分野、人脈などの情報を匿名で掲載し、顧問を必要とする企業に公開する。企業は、登録手続後インターネット上でサーチや面談依頼を実行できる。レイスは初年度で顧問候補者1,800人、中小・ベンチャー企業280社の登録を見込み、マッチングを実現していく予定。

■上場企業社長に加えて識者・著名人のインタビュー動画を配信開始 これまで「社長名鑑」が提供してきた動画コンテンツは、創業エピソード・上場までの苦労話・社長の プライベートなどをテーマとした上場企業社長へのインタビュー動画「社長インタビュー動画」のみで あったが、今回新たに「社長インタビュー動画」の特別編として、識者・著名人へのインタビュー動画 「特集動画」の配信を開始する。

「留学したいなんて、今の部署でし ゃべったことはほとんどない」。話は 盛り上がる。「飲みは楽しい人と行く ものでしょ」「多分、今の部署で孤独 だからSNSにはまってるんだと思う」 職場で仮面をつけた若手は、オフ会 で解放される。そして、富士通という 会社の魅力を改めて感じる。

参加者の1人、30代男性は、「富士 通って活気がない会社だと思っていた けど、SNSやオフ会を通じて、活気 がある人も会社に愛着を持ってる人も いることを知って、すごく救われた気 がした。普段、同僚とそういう話をす る機会もなかったから」と話す。

レイスの社員は、顧客企業を開拓する営業部門、各社で現在働いている優秀なスカウト対象要員を発掘・調査する部門、スカウトを受けた人材を移籍後までフォローする部門などに分かれる。業務の効率化に加えて、「さまざまな素質を持った社員を、もっとも能力を発揮できる部署へ行かすことができる」と藤社長はもうひとつの狙いを明かす。

事業領域拡大へ 主な顧客層はベンチャーや中小企業は、即戦力の中途採用支援が依頼案件の多くを占める。しかし、顧客企業が成長するにつれて「新卒採用が必要になってくる」(同)。その時、中途採用から新卒採用までを一手に引き受けられるレイスは強みを発揮する。